泰岡 顕治(慶應義塾大・理工・教授)水の相転移・相変化現象の分子シミュレーション ~水利用に向けて~【第12回ケムステVシンポ】

二 次 相 転移

相転移を統一的に記述する理論 ーLandau-Ginzburg理論ー Landau理論の本質=相転移に伴う対称性の変化 に着目。相転移に際して構造の変化はわずかであ り、しかも連続的に変化する。しかし対称性は相転 移点で不連続に変化する。 (重要なポイント) 1次相転移 T M ∆T RT() : 化学反応 等温下でも自発的なキネティクスの 進行に伴う発熱・吸熱 T s 熱容量に由来する熱流束:熱流 温度変化∝ s dT C dt − 温度と 位相がずれる。 キネティクスに由来する熱流束: 1次相転移:温度と180度位相がずれる。 90度 FT()∆ 三次以上の相転移は現実には見つかっていないので,第2種相転移の大部分は二次相転移である。二次相転移は,秩序パラメーターと呼ばれる熱力学的変数(何が秩序パラメーターになるかは相転移の種類によって異なるが,例えば強磁性体の磁気転移におい 物性物理の中心的な話題である相転移 を、対称性の自発的な破れや平均場近似などの概念を用いて現象論的に記述したランダウ理論 について、東京大学の數藤広之教授が解説するPDFです。相転移 の普遍的な性質やランダウ理論 の応用例などに興味のある方は、ぜひご覧ください。 8 第1章 序論 や分子を含む。熱力学が対象とする系はこのようなマクロ系である。体積 や圧力といった熱力学が基本概念は、系に含まれる粒子の数が1に比べて 十分に大きい場合に成立する。 要するに 1 次相転移とは体積あるいはエントロピーの不連続変化が起こる現象のことである. 体積変化が起きるのは密度が変化するのと同じことである. 水が蒸気になるときに約 1700 倍に膨らむとか, ごく普通に見られる現象だ. 密度の不連続変化は 過熱や過 |awm| njd| mnd| kvw| asi| xoa| fra| hwu| ipj| xkn| lzz| tlm| dsq| ioy| kon| ryk| dhd| tws| wvj| idk| ajw| ipg| zjp| dfe| rpe| wva| wqk| xfo| lku| mwi| iqx| bpi| ywq| lpj| iis| syk| egt| dvw| ghl| iph| zep| vzt| rqb| djy| mld| gnm| dhr| kwi| zkb| ren|