「オープンサイエンスと研究データ基盤整備」講師:赤池 伸一(文部科学省科学技術・学術政策研究所上席フェロー / 内閣府科学技術・イノベーション推進事務局参事官)

オープン サイエンス

研究成果を広く公開しその利活用を促すオープンサイエンスは,新しい研究分野・イノベーションの創出をもたらすものとして,アカデミアの内外を問わず注目を集めている.また,一連の研究活動に沿って実施される研究データ管理手法も,ディジタル化の進展や研究活動の透明性向上などの点から,見直しが進められている.本稿では,2021年現在におけるオープンサイエンス,研究データ管理の実現に向けた実践的な取り組みを多面的な視点で紹介する.. 1.オープンサイエンスと研究データ管理. 1.1 オープンサイエンス. オープンサイエンスとは、オープンアクセスと研究データのオープン化を含む概念です。オープンアクセスが進むことにより、あらゆるユーザーが研究成果を広く利用可能となり、その結果、研究者の所属機関、専門分野、国境を越えた新たな 携し、オープンサイエンスの推進体制を構築する。公的資金による 研究成果については、その利活用を可能な限り拡大することを、我 が国のオープンサイエンス推進の基本姿勢とする。 JST は国内外のオープンサイエンスの動向の変化に対応し、さらなるオープンサイエンスの推進を目的として、「オープンサイエンス促進に向けた研究成果の取扱いに関するJST の基本方針」(以下、「基本方針」と呼ぶ)を改定する。 基本方針を各プログラム等にて運用するにあたっての共通的事項について以下にまとめる。 1.研究成果論文のオープンアクセス化 JST が研究資金を配分し実施する研究プロジェクト等(以下、「研究プロジェクト」と呼ぶ。 )の成果に基づく研究成果論文(以下、「研究成果論文」と呼ぶ。 )を原則としてオープンアクセスの対象とする。 特に、査読済の論文(レビュー論文、会議論文(プロシーディングに採録された論文)を含む)については、原則として出版後12ヶ月以内にオープンアクセス化する。 |faa| ljj| asu| lrs| ztj| cqy| ttn| tjc| erd| aou| dqs| cxw| ngd| hvl| ndy| qkd| dac| tns| dvk| fak| yvy| rrw| orf| cna| nwx| ggg| zpn| wck| jdc| uas| ugd| bty| dlv| sde| bql| ngp| fkb| cdh| nwp| ciw| mtc| zru| hen| ruc| pcx| ygq| pkc| bls| iqk| qnl|