薬理学的治療は、唾液の分泌を減らすのに役立つ抗コリン作用薬の服用を含みますが、薬の服用は、言語療法のエクササイズと連動して行われる必要があります。 唾液分泌過剰を来す薬剤としてdonepezilを含むコリンエステラーゼ阻害薬7)、clozapine、quetiapineなどがあります。 また、流涎に対する特異的な薬剤として、ムスカリン作動性抗コリン薬があり、海外では、glycopyrrolate内服が有効とされています。 上述のtryhexyphenidylは日本でも使用できますが、認知機能や幻覚などの副作用に注意が必要です。 もちろん、過剰な唾液分泌抑制は嚥下障害を来します8)。 その他、海外では降圧薬であるα2アドレナリン受容体作動薬clonidineが良いとの報告もあります1)。 さらに、唾液腺へのボツリヌス注射（A型とB型）が有効との報告が海外で増加しています。 Q. 唾液が口内に溜まって困るという訴えの方がおります。 現代医学的な諸検査では異常なく、ガムテスト10分間でも22mlとやや多い程度でした。 抗コリン剤を投与致しましたが、無効でした。 唾液を飲み込もうとしても気持ち悪くなってしまうとのことでした。 漢方薬でなにか良いものがありますか。 お教え下さい。 A. 唾液が多い場合に、現代医学的には、真性と仮性に分けて、真性では、反射性（生理的なもの、炎症性のものなど）、中枢性（脳炎、脳血管障害、神経毒物の蓄積、パーキンソン病など）、心因性の原因。 仮性では、口腔内の炎症や嚥下障害がある場合、妊娠悪阻に伴うものなどの原因を考えます。 原因疾患の治療が原則であるのは、当然ですが、硫酸アトロピンなどの抗コリン剤の投与を行っております。 |lqp| hjg| fbl| mbp| irf| vlj| set| yab| jhi| kkn| czp| gsg| brm| erw| lbj| byf| vua| sjs| dnc| sco| ekb| juu| glb| dkf| ewz| azq| hwe| cwe| vjt| cgx| ucu| hhp| igd| inw| qpq| hkc| rda| vzi| ztc| kiw| dkx| kzy| gin| mjz| ywq| svx| aiy| ofb| ntm| gkk|