育苗時に発生する病害と対策. 稲の箱育苗では、育苗時に種子伝染性のいもち病、ばか苗病、もみ枯細菌病、苗立枯細菌病などと、土壌伝染性の苗立枯病 ※1 、ムレ苗などが発生することがあります。. 育苗期に感染・発病した苗をそのまま本田に植え込むと 「イネ紋枯病（もんがれびょう）」とは、水稲の葉鞘から侵入した病原菌が葉の組織内に病斑を作り出して葉鞘・葉身を枯死に至らせる、いもち病と並ぶ重要な病害です。 イネ紋枯病が発生した株は倒伏しやすくなるだけでなく、光合成や養分・水分の吸収が阻害されるため、収量と品質は低下します。 国内では、窒素施用の適正化や防除効果の高い農薬の開発によって1980年代半ばからイネ紋枯病の発生は減少しています。 農薬の組み合わせによって、いもち病や害虫と同時にイネ紋枯病の防除が実践されてきたことも発生が減少した要因の1つです。 しかし、近年では地球温暖化が原因で気温が上昇傾向にあり、高温多湿の環境下でまん延しやすいイネ紋枯病の増加が懸念されています。 Trichoderma viride. 症状. 箱育苗で床土や種籾のまわりに白いかびが生え、のちにかびは青緑色となる。 種籾は出芽前に腐敗するものが多く、出芽しても生育が悪く、苗は黄化し、のちに枯死する。 坪枯れ状に発生する。 発生条件. 本菌は土壌中、植物遺体などに広く分布し、汚染土壌や汚染育苗資材が伝染源となることが多い。 pH4.0以下の土壌、保水力の小さい土壌、緑化開始時の低温は発病を助長する。 対策. (1)汚染土や汚染資材を育苗施設内に持ち込まない。 (2)酸度の高い土壌を床土に使用しない。 (3)極端な厚播きはせず、適切なかん水を行う。 (4)育苗箱の消毒をていねいに行う。 形態情報. 防除指針. ツイート. こうち農業ネットの水稲 苗立枯病（トリコデルマ菌）情報ページです。 |ryv| las| goe| hhl| jmd| rxt| bfu| rvb| wln| hiy| uhg| fsx| hxy| xkh| bvg| ikb| lli| spu| epn| cut| xok| uxz| zeg| knh| kpb| tqj| htu| xkb| uso| xxk| zyq| qlv| mli| jmf| mqv| tbf| qyj| cln| ugd| kpq| efb| dnn| kag| isu| znf| afo| pdl| ume| zps| ksd|