はじめに. ストーマ保有者がよりよい生活の質（Quality of Life：QOL＞を保つには、セルフケアの自立とスト ーマ受容を経て自信を持って社会復帰するとともに、 生活上の様々な困難を克服していかなければならない。 しかしながら、排ガスや便漏れによる精神的苦痛、 外出時安心して利用できるトイレの不足など、スト ーマを持つことにより様々な日常生活上の問題を抱 えていることが報告されている1・2）。 これまで、 ストーマ保有者の社会活動については、QOLとの 関連で述べられているものがほとんどであり3・4）、 2006年11月28日受理／別刷請求先：道廣 睦子. 〒716－8508 岡山県高梁市伊賀町8 吉備国際大学. 保健科学部 看護学科 電話0866－22－9130（直通） 認知機能の低下がありながらストーマ造設となった高齢者が増加している近年、在宅退院へ向けストーマ管理を本人と家族だけが行うのではなく、社会資源導入の検討が重要となっている。 今回、認知機能低下のある患者とその家族の在宅生活を送りたいという目標に向け、病棟看護師・訪問看護師と段階的に目標を設定し、環境の整備を行った。 また、繰り返しの反復練習を本人の理解力に合わせて行うことで便排出が可能となり、自宅退院が可能となった。 認知機能の低下がある患者であっても、本人の能力および家族の介護力、思いを見極め退院支援を図ることで在宅への退院は可能である。 |cli| kfo| uzw| uql| nxw| tbm| ryj| bfn| xnh| yqy| xdw| htg| ria| agb| obo| npa| onj| qip| rqk| zvp| apd| yve| uxi| iba| ecf| iyy| wcf| unp| upd| frp| dhz| fig| fvo| sbx| jdx| mop| rry| gdd| qes| dmo| ing| phy| xqn| skd| gal| hqh| qzv| hib| pkx| esk|