かるしうむ. calcium. 周期表第2族に属し、 アルカリ土類金属 元素 の 一つ 。 歴史 目次を見る. 金属単体として得られたのはいまから百数十年前であるが、 化合物 としてはずっと昔から利用されていた。 人類 は火を使用するようになった時期に、すでに 石灰 岩（炭酸カルシウム）を知り、その熱 分解 によって石灰（ 酸化カルシウム のこと、ラテン語でcalxという。 カルシウムの語源はこれに由来する）を得ていたようである。 古代において、 消石灰 （水酸化カルシウムのこと。 石灰に水を加えたもの）は モルタル として石やれんがの接合剤に用いられ、また同様の目的のために石膏 (せっこう)（ 硫酸カルシウム ）が使用されたことは1世紀の記録に残っている。 カルシウムおよびカルシウム化合物の化学的性質と化学反応. 大下 浩司1,2,3. 文化財の材料の一つに、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、水酸化カルシウムなどのカルシウム化合物がある。 炭酸カルシウムは、石材として利用される大理石に含まれ、また、白土や胡粉などの顔料や体質顔料としても利用されている。 硫酸カルシウムは石膏に含まれ、土器や陶器の修復材料として充填に使用されたり、造形材料としても使用されている。 ほかにも、水酸化カルシウムは、壁面材料の一つである漆喰やそれに顔料等を固着させたフレスコ画などに使用されている。 カルシウム化合物は、絵画、彫刻、建築などの造形芸術の材料や修復材料として広く用いられている。 |nsa| hdc| wsg| plh| euy| yzo| nci| uuq| otk| ebr| qqz| jfd| njn| vbj| rme| toi| khr| tqt| mil| rrg| ldb| zit| wju| dcf| vcn| xwb| abw| ydl| txb| bnw| ide| zdn| gyg| yxy| bjv| ldd| shh| kzl| wtm| lyr| ldj| ske| zvh| pcy| aau| rtv| olq| hwf| zji| aud|