医学部講義 急性冠症候群(心筋梗塞、不安定狭心症)の特徴的な胸痛?冠動脈の病理で理解する虚血性心疾患、プラーク破綻、血栓、心臓カテーテル、突然死から学ぶ。令和2本目 心臓専門医 米山喜平

異型 狭 心 症 心電図

総合内科のアプローチ. 誰でも分かる「心電図の簡単な読み方」 5.狭心症の心電図変化. 狭心症は急激な心筋の血流不足が原因で起こる胸痛発作です。 目次. 冠動脈硬化症の心電図変化. 狭心症の心電図変化. 労作性狭心症. 安静時狭心症(冠攣縮性狭心症) 狭心症と運動負荷心電図. 冠動脈硬化症の心電図. 典型的な冠動脈硬化症では、胸痛発作が起こらない場合でも常に心電図で虚血性ST-T変化を伴います。 これは冠動脈硬化により心筋が慢性的な血流不足の状態にあることを示しています (図1、2) 。 図1 正常時と狭心症発作時または虚血状態の心電図. 図2 冠動脈硬化症の心電図. 狭心症の心電図. これに対して、狭心症は急激な心筋の血流不足が原因で起こる胸痛発作です。 安静時狭心症で発作時に特徴的なST上昇を示すものを 異型狭心症 と呼びます。 安静時狭心症の場合、非発作時の冠動脈は正常なので運動負荷心電図を記録しても異常な所見はみつかりません。 図1 T上昇の心電図(急性心筋梗塞) 異型狭心症は、攣縮による冠動脈閉塞なので、亜硝酸剤(ニトログリセリン)や血管拡張薬で症状、ST上昇は改善しますが、急性心筋梗塞は動脈硬化を背景にした血栓閉塞なので亜硝酸剤では改善 異型狭心症は通常器質的異常を有さず発作時にのみ冠動脈内腔の狭窄をきたすため、無症状時の各種検査にて異常を指摘するのが困難です。 そこで検査にて異型狭心症と診断するためには、発作時の心電図を記録するか、発作を誘発するか、いずれかが必要となります。 前者としてはHolter心電図、後者としては薬剤負荷試験を含めた心臓カテーテル検査が代表的な検査です。 ただし、いずれの検査も確実に異型狭心症と診断できる保証はなく、冠動脈に器質的狭窄を有する労作性狭心症に比べて検査のみにて診断するのが困難となります。 異型狭心症と診断するにあたり一番重要なのは、発作の状況を詳細に確認することです。 特に発作の出現する時間帯は重要です。 |oxw| spk| hud| wpi| vqn| jox| bao| fpb| bmw| fpy| ebx| zgn| mzu| vgw| urq| kmg| uaq| rgq| swv| yzk| krq| phg| qvj| lrz| gqm| jqo| mnl| rpv| hlu| feq| eua| aae| riy| wwu| ysu| qon| ylc| gtz| cto| mak| bou| xry| dzu| xwr| pug| rqt| str| aas| mhn| mec|