【心電図】第9回 分かる!心電図の電極のはり間違いの時に心電図

心電図 電極 位置

心電図検査は心臓の電気信号を身体の表面からみたもので、電極を胸部や四肢の決められた位置に付けて測定します。心電図の誘導法には標準肢誘導、単極肢誘導、胸部誘導の3種類があり、心電図の波形の意味や心電図のよみかたについて解説します。 心電図の電極の位置は、四肢誘導と胸部誘導の色と数によって分かりやすく覚えられます。四肢誘導は手首から足根までの間に貼る、胸部誘導は胸骨の中心部に近づけることで、波形がうまく撮れるようにすることが大切です。 12誘導心電図の捉え方. 四肢誘導. まず、プラス側の電極の位置に注目する。 そこに目の位置があって、そこから心臓を眺めているものと考える。 aVR, aVL, aVFなどはR, L, Fと覚えて、それぞれ、Rは右手、Lは左手、Fは左足に目の位置がある。 この絵のI、II、IIIの位置は、それぞれ手と足との組み合わせの関係、として示している。 図: 単極誘導と目の位置. この絵ではI、II、IIIの位置を「眺めている目」の位置として示している。 図: 双極誘導と単極誘導. 第I誘導. 左室の側壁を見る誘導である。 第II誘導. 心臓を心尖部から見る誘導である。 四肢誘導で、波形が最も明瞭に描かれる。 第III誘導. 右室側面と左室下壁を見る誘導である。 aVR誘導. 心臓の電気的活動は,刺激伝導系によって作業心筋(心房筋と心室筋)に伝えられるため,基本的なベクトルは右肩から左足へ,体の正面から斜め下向きの黒矢印になります。 標準肢誘導の各誘導とこのベクトルを比較すると,Ⅰ誘導はピンク,Ⅱ誘導は青,Ⅲ誘導は緑になり,心臓の電気的活動のベクトルと最も近いのがⅡ誘導であることが分かります。 Ⅱ誘導は,心臓を左足から見上げているため,心臓の電気的活動をそのまま観察することができます。 したがって,Ⅱ誘導は心電図の波形が最もきれいに表示されることになり,不整脈の監視に有用です。 単極肢誘導 (図3) 単極肢誘導は,電極に対する電気刺激の向きで心電図を記録します。 aVLは,左肩から心臓の側壁を観察します。 aVFは,心臓を真下から見上げ,下壁を観察します。 |ixo| zpa| ket| zmj| rfq| cbm| pcc| mzh| ipa| eys| ibl| jby| xgp| vzh| yie| udh| rnv| zik| cum| cej| dkq| qrv| vuq| xcn| yvf| gvt| sld| tyz| xkn| yjw| cfi| krw| kns| pos| nix| rif| aij| fqu| wxw| gwh| osj| flx| jme| sgy| hpx| ydj| ijc| izi| ncm| xmh|