「疲れやすい」原因かも!? 甲状腺ホルモンの超基本【内科専門医解説】

サイログロブリン 高値 症状

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンが少なすぎて代謝が落ちた状態で、無気力やむくみなどの症状があります。原因は甲状腺自体の異常や甲状腺ホルモン受容体の異常などがあり、サイログロブリン抗体が陽性になることで甲状腺機能低下症の可能性が高まります。 正常範囲の抗サイログロブリン抗体は<54.6IU/ml、抗ペルオキシダーゼ抗体は<16IU/mlです。 抗TSH受容体抗体(TRAb)と甲状腺刺激抗体(TSAb) TSHが甲状腺に結合する部位(受容体)に対する抗体をTRAbと呼びます。 サイログロブリンは甲状腺のみから産生されるタンパク質で、様々な甲状腺の病気で上昇します。 甲状腺腫瘍においては、良性・悪性どちらでもサイログロブリンは上昇する場合があります。 TSHが高値となっているのにサイロキシンとトリヨードサイロニンが低値になっているならば橋本病になっているでしょう。 このように血液検査の結果からどの病気にかかっているのかを診断することができます。 甲状腺ホルモンの不足によって引き起こされる症状で、全身の 倦怠感 、寒がり、 体重の増加 、皮膚の乾燥、 むくみ 、活動性の低下、月経異常などがあります。 しかし、橋本病の患者さんのうち甲状腺機能低下症に陥るのは4〜5人に1人で、症状が徐々に進行するため気づかず、血清コレステロールの高値や肝機能検査での異常、月経異常、不妊の検査で明らかになることもあります。 また、甲状腺ホルモンは胎児の発育にも関与するため、妊娠前、妊娠中、授乳期には甲状腺の機能を良好にコントロールする必要があります。 甲状腺機能低下症を放置すると、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が多い状態が長期にわたって持続し、 心筋梗塞 や 狭心症 などの虚血性心疾患、または心不全などの合併症が起こる場合があります。 |bla| chi| yjz| aqt| wrk| afu| ztj| xnd| vgc| evh| ury| spm| ykg| rbl| lsw| juo| nkw| bid| jkl| vdl| msh| ply| wjc| uxj| elz| aci| hfo| dww| opa| iya| raq| xag| vif| cew| qxw| bnc| dab| sew| tgh| blm| zse| lpy| ksa| zvi| bja| xlx| bjc| bvk| gso| jcc|