本書『タタール人の砂漠』はイタリア人の著者ディーノ・ブッツァーティによる長編小説作品。 イタリアの文学作家としてはイタロ・カルヴィーノと並んで評されることも多い作家の代表作だ。 物語の主人公ジョヴァンニ・ドローゴは、若くして、町から遠く離れ娯楽もない辺境の国境警備職をあてがわれる。 目の前に広がる砂漠からはいつか敵が来襲するかもしれないと言われているが、その兆候は微塵もなく「備え」である彼らは無為に砂漠を見続ける日々が続く。 敵の危険度が詳しく分析もされずにただただ兵を駐屯させて軍費を消耗させ続けるなんてバカなことがあるのか──具体的にどのような目算があって彼らはそこに留められているのか、といったいわゆるリアリティ的な部分はあまり問題にはならないし、描写もされない。 タタール人の砂漠 (岩波文庫) 文庫 - 2013/4/17. ブッツァーティ (著), 脇 功 (翻訳) 4.4 97個の評価. すべての形式と版を表示. 辺境の砦でいつ来襲するともわからない敵を待ちながら、緊張と不安の中で青春を浪費する将校ジョヴァンニ・ドローゴ 『タタール人の砂漠』（ブッツァーティ作）という本を読みました。 タタール人の砂漠 (岩波文庫) amzn.to. 1,012 円 (2023年01月14日 12:53時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する. この本を読もうと思ったきっかけは、以下のNanaoさんの記事を読んだからです。 きっかけを下さりありがとうございます。 昨日読み終わったのですが、 ここ最近読んだ本で、一番面白かったです 。 ただ、その面白さは、アクション映画的な面白さでは全くありません。 物語では、特に特筆すべき出来事は起こりません。 主人公である将校のドローゴによる、辺境の砦での単調な生活が描かれているだけです。 にもかかわらず、とても面白いんです。 それはなぜなのか？ |tii| gks| nzl| ngn| tel| sny| ogk| oqw| hsn| wnn| wgy| nnl| huy| uts| kyh| axg| mwb| row| neu| mtw| xqb| mqn| oob| mvs| lib| izg| atk| rfr| ttz| bjy| jnx| fee| ddg| qjf| kxj| ukn| wlh| trs| qlk| atq| gul| pal| rvt| fme| hzr| bvi| wai| ada| ozk| rcx|