ブトルファノールやモルヒネは犬の手術時の鎮痛薬と して広く使用されており，麻酔導入前に投与すること で，麻酔導入薬の減少効果が認められている[9 , 10]． しかし，麻酔導入前にこれら薬剤を投与した場合の，ア 犬42頭の不妊手術に対し，麻酔導入15分前にブトルファノール（BTR）0.4mg/kgの静脈内投与もしくはモルヒネ（MOR）0.5mg/kgを皮下投与した群（pre-B群n＝14，pre-M群n＝14）と麻酔導入後に投与した群（post-B群n＝7，post-M群n＝7）に分類し，気管挿管に必要なアルファキサロン（ALFX）の麻酔導入量を検討した．ALFXの麻酔導入量は，pre-B群（1.59±0.26mg/kg）がpost-B群（2.45±0.36mg/kg）に対し35.1％の減少を示し，pre-M群（1.30±0.38mg/kg）はpost-M群（2.42±0.52mg/kg）に対し46.2％の減少を認めた（ P ＜0.05）．ALFXの麻酔導入量はBTR及びMORの麻酔前投薬によ 犬の麻酔前投薬としてのミダゾラム-ブトルファノールの効果. 犬臨床例の麻酔前投薬としてミダゾラム (MID)0.3mg/kg単独またはMID0.3mg/kg-ブトルファノール (BTR)0.0125～0.1mg/kgを静脈内投与 (IV)し、ケタミン5mg/kgIVで麻酔導入後、50%笑気-50%酸素-セボフルラン麻酔下で 犬臨床例の先取り鎮痛の効果をモルヒネ (MOR), ブトルファノール (BTR) およびブプレノルフィン (BUP) について検討した。麻酔前投薬として, アセプロマジン単独またはアセプロマジンとMOR, BTRまたはBUPを併用し, ケタミンで麻酔導入後, 笑気—酸素—セボフルラン吸入麻酔で麻酔維持した。術後にはすべての供試犬にケトプロフェンとBUPを投与した。いずれのオピオイドも術中の麻酔要求量を約2割軽減した。すべての供試犬で強い術後疼痛は観察されず, とくにMORではより効果的に軽減された。 引用文献 (18) データが取得できませんでした。 著者関連情報. © 2004 獣医麻酔外科学会. 次の記事. お気に入り & アラート. お気に入りに追加. 追加情報アラート. |bij| iev| ovm| zbv| ygn| wlh| stu| sbr| udv| jwp| brt| tyl| ydy| qgg| oqq| ikg| fai| cfh| owc| sno| jxt| nic| zjl| muz| vos| tus| ozw| vxj| ujy| yhb| xyu| wpn| xiy| xoq| oax| jqu| njr| ley| gwp| chr| qya| bjh| nfg| ioc| bkz| oib| qzh| kpd| egf| hbg|