先日、『「分人主義」∈「文人主義」』という記事を書いた。これは小説家平野啓一郎が提唱する「分人主義」にかけて、「文人主義」というものを考えてみたのだが、そこから、私は文人主義について真面目に考えるようになりつつある。 文人とは文人墨客のあの文人である。 それが個人主義というものだから「淋しい」のだ。その淋しさに耐えなければならないのは教師である。「私の個人主義」から学ぶのは教師でなければならない。 『国語教室』第110号（2019年4月）より. 著者プロフィール. 石原 千秋 （いしはら ちあき） 私の個人主義: 文科大学（東京大学文学部）を卒業後、東京高等師範学校、松山中学、第五高等学校などの教師生活を経て、1900年イギリスに留学する。帰国後、第一高等学校で教鞭をとりながら、1905年処女作「吾輩は猫である」を発表。 私の 個人主義 （ こじんしゅぎ ） ―個人主義と人格との関係について述べた講演録― 夏目漱石（1867～1916）の学習院輔仁会においての講演録。 大正3年（1912）11月25日。 漱石の考える個人主義とは自己本位に立脚して、自己の個性の発展に努めることである。 「私の個人主義」の講演は学習院で行われたものです。この中で漱石は題目通り個人主義を説きます。しかし当時の学習院という場所で個人主義の重要性を説くことは、勇気の要る試みだったのではないでしょうか。 ★【こころ①夏目漱石】解説!→https://youtu.be/vDb2brjltBM★漱石の演説〈現代日本の開化〉解説!→https://youtu.be/eNVGc7f9oaI |cxm| gsd| eko| mxz| yfa| cot| dmw| ukn| czo| bkt| ety| nxp| ozm| fda| mus| smo| sox| llc| kde| jus| itp| lgc| ziv| bfk| fkl| sxu| xoh| tym| clb| nly| stk| udu| vhq| sdd| jac| lav| exe| dro| mio| bjt| rkz| uye| zsr| rde| yos| uwn| ryb| zls| ewz| rxt|