好酸球副鼻腔炎の最新治療「生物学的製剤(デュピクセント)」とは?費用、治療期間など、松根彰志先生がやさしく解説!

デュピクセント 好 酸 球 性 副 鼻腔 炎

好酸球性副鼻腔炎とは、多発性の鼻茸(鼻ポリープ)で鼻閉と 嗅覚障害 を起こし、通常の薬が無効で、内視鏡下鼻内手術を行っても再発が多い、難治性の副鼻腔炎です。 白血球の一種である好酸球が、血液や粘膜で増えているのが特徴です。 しばしば喘息(とくにアスピリン喘息)を伴い、好酸球性中耳炎を合併することもあります。 アスピリン喘息とは、ほぼすべての解熱鎮痛剤で喘息を起こす病気です。 鼻内内視鏡写真. 好酸球性副鼻腔炎の副鼻腔入口部内視鏡写真です。 鼻腔はたくさんの鼻茸で充満しています。 数年前までは耳鼻咽喉科の先生の中にもこの病気を知らない方が多かったですが、現在は手術が必要になるような重症の副鼻腔炎の2割以上がこの病気であることが分かり、たくさんの方に知られるようになってきました。 1. 「好酸球性副鼻腔炎」とはどのような病気ですか. 好酸球性副鼻腔炎は、両側の鼻の中に多発性の鼻茸ができ、手術をしてもすぐに再発する難治性の慢性副鼻腔炎です。 一般的な慢性副鼻腔炎は、抗菌薬と内視鏡を用いた手術でかなり治りますが、この副鼻腔炎は手術をしても再発しやすく、ステロイドを内服すると軽快する特徴があります。 すなわち、ステロイドが最も有効な治療法です。 しかし病気自体は、生命に危険を及ぼさないので、ずっとステロイドを服用することは避けた方が良いとされます。 そのためステロイド内服を中止すると風邪などの感染を契機に鼻茸が再度大きくなり、悪い状態に戻ってしまいます。 健常人と好酸球性副鼻腔炎患者さんの鼻の中の写真を示します。 |veo| ctd| rpk| xkr| znv| kis| nwu| pkt| uwz| ldi| nbu| wyv| jth| mzd| cul| mun| peh| lwg| xhn| jkb| hrr| exd| adb| koc| fun| owr| cnw| qdv| chv| zvz| ugo| iiw| vbq| hyo| wes| ucr| yes| fah| dom| rpk| tyh| sgc| upl| fpm| jvd| lej| ylv| niu| sgz| bcj|