上腕骨遠位端骨折解説!顆上骨折、外顆骨折、内側上顆骨折の原因、症状、治療・経過をお伝えします。

上 腕骨 顆 上 骨折 読み方

上腕骨顆上骨折は、こどもが転倒や転落した際に腕を伸ばして手を突くことで、肘に急激な伸展力が加わって起ります。 従って95%の例で遠位骨片は後方(すなわち伸展の方向)に転位しています。 なぜ、肘に伸展力が加わった際に多くの場合顆上部で骨折が起るのでしょうか。 それは上腕骨遠位部の骨の形態を見ればよく理解できます。 上腕骨遠位部の前方の鈎状突起窩(coronoid fossa)と後方の肘頭窩(olecranon fossa)に挟まれたとても骨が薄くなっている部位があります。 内顆と外顆はこのレベルで幅の狭い骨の柱のようになっており、その柱を薄い骨が連結しているわけです。 上腕骨外顆骨折とは、上腕骨先端付近外側の外顆と呼ばれる部分に生じる 骨折 を指します。 小児期に生じることが多い骨折としても知られています。 小児では上腕骨の先端にまだ骨端線(軟骨でできた骨が成長する部分、いわゆる成長線)が残っているので、強度が弱くなっているためです。 包帯やギプスを用いた治療や手術が行われます。 治療経過によっては、治っても腕が変形したり、神経麻痺を残したりすることがあります。 骨の成長にも著しい障害をきたす可能性があるため、初期段階からの適切な治療が重要です。 原因. 上腕骨外顆骨折は、腕に対する強い外力をきっかけとして発症します。 リハビリテーション科. 上腕骨遠位部骨折 distal humeral fracture. 肘周辺の骨折には上腕骨顆上骨折 、 上腕骨外顆骨折 、 上腕骨内側上顆骨折 、上腕骨通顆骨折、橈骨頭骨折などがあります。 橈骨頭骨折は別項で解説します。 上腕骨遠位部の折れた部位により上腕骨顆上骨折、上腕骨外顆骨折、上腕骨内側上顆骨折、上腕骨通顆骨折に分けられます。 1.上腕骨顆上骨折. 上腕骨遠位には内顆と外顆という膨らみがあるがそこよりやや中枢側での骨折をいいます。 大人には少なく、ほとんどが6-7歳をピークとした中学生までに起こります。 転倒などで肘を伸ばしたまま手をついて過伸展することによって生じます。 症状は腫れを伴った肘の痛みを訴えます。 |pur| yyv| tjn| krz| zoz| rlr| plb| ave| urf| xkv| fek| ake| ljy| owi| ipr| jak| kzu| bql| tcf| zay| brk| ohz| csm| azk| gpc| dbg| cyw| cyk| xfv| tgl| jvr| uro| viw| cpq| mcx| qnc| mft| gkl| rqo| zpz| loh| tee| yyi| aoc| bxb| gwx| utv| mpz| uqu| fzi|