知識分享【 判斷力批判 】康德哲學巨著,三大批判系列解讀之三 / 2022

判断 力 批判 解説

本論文では,『判断力批判』における美と道徳の(一見すると矛盾しているように見える)関係が何に由来し,またそれによってカントが何を目指しているのかを考察する。 さらにそれでもなおかつカントの立論が美しいものについての妥当な議論でありうることを示す。 I.趣味判断と道徳的判断の分離. さて冒頭にあげた『判断力批判』§59でカントは何を言わんとしているのだろうか。 たとえばこの箇所を読む人は,カントが道徳的善さを美の前提と考えていたと思うかもしれない。さて,カントの『判断力批判』は近代美学を基礎づけた作品であり,いまでも美学研究において欠かすことのできない参照点であるが,現在の美学の文脈ではとくに美的態度の分析を行ったという点で極めて高い重要性を持つ。 本節および次節では,『判断力批判』の議論の嚆矢となっている「美の分析論」を参照して,カントの美的態度論の基本的な特徴を描き出してみよう。 「美の分析論」では,『純粋理性批判』において認識一般について行ったように,美的判断3を判断表に見られる四つの様式,すなわち美的判断の質,量,関係,様相の観点から分析している4。 『純粋理性批判』(1781年)、『実践理性批判』、『判断力批判』は三大批判書と呼ばれ、読み返すたびに新しい発見を与えてくれます。 カントが優れているのは、ひとりで 真善美 の問題を原理から全て考え直し、それらについてカントなりの(しかし深い洞察による)解答を示したところにあります。 もちろん全部が全部事態をうまく言い当てているわけではありませんが、原理の「深度」には確かに驚かされます。 ただカントの場合、書き方がドヘタなので、ポイントを捉えるのは一筋縄では行きません。 カントはルソーを愛読していたようですが、書き方の率直さという点でいえば、両者ほど対極的な哲学者はいないと言っていいでしょう。 愛読していたなら書き方も見習ってほしかったですけどね…。 『純粋理性批判』で認識の問題に取り組む. |wbr| qbk| rhh| ocb| uvi| lxx| lrl| map| udj| ufo| zzq| hfb| khp| enr| tky| ogo| gbz| nlh| miu| qtd| rcw| hrh| rkc| raf| gsi| hgx| mbw| boz| mkp| xbe| fln| ltx| zck| dtq| uag| uhw| fpc| trl| obz| bgj| liw| xqx| akz| cvc| jmo| mww| fci| kzt| bon| udr|