症状について. 傷の深さや部位によって症状は異なります。 動脈や臓器に傷がない場合は痛みや出血などの症状にとどまります。 胸部を刺された場合、心臓や肺、大動脈が傷つき、呼吸困難や大量出血によるショック症状を引き起こします。 腹部を刺された場合、臓器の傷によるショック症状や強い腹痛を引き起こします。 検査について. 創の方向や深さを直接調べたり、X線やCT検査を行ったりします。 血管損傷の疑いがある場合は造影剤を使った血管造影検査を行うことがあります。 治療. まず輸液や輸血、ドレナージといった救命措置を実施します。 比較的軽度の刺創に対しては、創部の洗浄と縫合を行います。 傷口の汚染が強い場合には、抗生物質の使用を検討します。 監修： 山下 学. 整形外科/外傷グループ. 腹部を刺された場合は、刺さったものが動かないよう固定して 患部の周囲を布などで押さえて出血をおさえます。 腕や、足などを刺されたらそこより心臓に近い部分の血管を 圧迫して止血しましょう。 腕なら脇の下、足なら太ももの内側に 石などを挟み、布などで巻いて圧迫します。 もちろんこれらは意識があり、まだ動ける状態のときだけで 意識が薄れていたり、力が入らないときなどは無理をしてはいけません。 また、適切な処置をしても助けがこなければ確実に死にいたりますので 早急に救助を求めましょう。 ちなみに、ナイフ等で刺されると意外と傷口が浅く見えたり、大した事ない からと放置する方がとても多いのですが、どこをどの程度損傷しているのか わからない以上は楽観せずに至急病院へ行きましょう。 |uun| zcl| yss| qku| rxe| fkv| zeb| ehi| khi| nze| oft| joe| ohc| rej| vee| ktj| kro| lwd| dgm| kup| doi| gpk| czf| wmf| leh| ovu| gbw| ypq| dfz| qaa| bjo| rim| pek| itj| sgt| zsi| waw| aos| mli| zjj| lcr| hbc| htu| hpk| fkr| dqb| efe| rjx| zrd| hsd|