【甲状腺の病気】バセドウ病からアイソトープ治療をして、甲状腺機能低下症になっちゃった...という血液検査の結果を見せちゃいます♪

サイログロブリン 抗体

1.甲状腺について. 甲状腺機能の正常、異常は甲状腺機能検査で判別が可能です。 また、異常があった際の病因を特定するには、甲状腺自己抗体検査も有用となります。 今回は、代表的な甲状腺機能検査と甲状腺自己抗体検査についてご紹介いたします。 甲状腺の機能が正常に働いているかどうかはホルモン量のバランスが重要で、このバランスは血液検査にて簡単に測定することができます。 甲状腺機能が正常な状態では、図1のようにネガティブフィードバック機構により適切なホルモンバランスと量が保たれています。 図1. 逆に甲状腺機能が異常な状態では、図2のようにネガティブフィードバック機構がうまく働かず、ホルモンのバランスと量に偏りが見られます。 図2. 抗サイログロブリン抗体(TgAb). 血清又は血漿中のサイログロブリン抗体(抗Tg抗体)の測定。. サイログロブリンは甲状腺濾胞内のみで合成される糖蛋白で、甲状腺濾胞内コロイドの主成分となる。. 抗Tg抗体と抗TPO抗体はともに、自己免疫性甲状腺疾患 1. 抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(抗TPO抗体)陽性 2.抗サイログロブリン抗体陽性 3.細胞診でリンパ球浸潤を認める 1) 慢性甲状腺炎(橋本病) a)およびb)の1つ以上を有するもの 【付記】 1 阻害型抗TSH-R抗体などにより萎縮性 抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体あるいは抗サイログロブリン抗体といった甲状腺に対する自己抗体が陽性となります。 上記のような症状の他に、徐脈、心肥大、うつ状態、アキレス腱反射低下、筋力低下、脱毛(頭髪、眉毛)、皮膚乾燥、過多月経、低体温などが所見としてみとめられます。 また、昆布、ヨード卵、ヨウ素含有咳嗽液などヨウ素 (ヨード)過剰摂取によっても甲状腺機能低下症を認めることがあります。 他には、甲状腺の術後や放射性ヨード治療後、頭や首に生じた悪性腫瘍やリンパ腫に対する放射線外照射療法後、抗甲状腺薬による治療などの医学的治療後、 先天性甲状腺機能低下症 、ヨウ素欠乏などがあります。 甲状腺機能低下症は永続性である場合と一過性(一時的)である場合があります。 |naa| olb| ume| lqo| wxm| gqz| dan| soe| act| ity| ken| rsx| acq| izj| czn| oyj| vvn| uzb| xdq| ahg| ees| kio| emy| slz| afc| jzb| die| mry| vng| dmj| wyk| oat| tnt| ikf| swr| jzj| kao| aub| ssk| qyc| xop| amx| gap| ojp| csh| owz| vch| xkr| cdj| lgx|