名取市市制施行60周年記念映像

佐々木 酒造 名取

東日本大震災の津波の被害で、酒蔵の設備のほとんどが流されてしまった宮城県名取市の佐々木酒造店。 以来、蔵のあった閖上 (ゆりあげ)地区から4キロほど離れた市内の工業団地に仮設蔵を設けて、小規模で酒造りを細々と続けてきましたが、ついに創業の地・閖上に戻れることが決まりました。 佐々木酒造店 蔵元専務の佐々木洋さん (写真右)と、弟で杜氏の佐々木淳平さん (写真左) 津波の被害にあった日に、「必ずここに帰ってくる」と心に決めた蔵元専務の佐々木洋さんと、弟で杜氏の佐々木淳平さんの強い思いが結実したのです。 現在、おふたりと蔵人たちは仮設蔵での最後の造りに取り組みながら、2019年10月に予定されている新しい蔵開きの日を心待ちにしています。 力強い思いを持って復興へと向かう、その軌跡を追いました。 佐々木酒造の創業は明治4年 140年以上にわたり地元の方々に愛されてきました。 しかし、8メートルを超える津波が閖上を襲い海岸から1kmしかなかった工場は壊滅的な被害を受けました。 10か月後、美田園から北に3kmほど離れた下余田地区に名取市復興工業団地内に日本醸造史上初となる仮設蔵を準備しました。 繊細な微生物の扱い、温度、湿度、衛生管理が必要になる酒造りにおいて、この仮設蔵は「ここでは、口に入るものが作ることはできないのでは」とお酒の先生方が漏らしてしまうような環境でした。 しかし、佐々木さんは臆することなく挑戦することを決め、「前例がないのであれば自分たちが最初の挑戦者になれる。 これで美味しい酒が醸せれば酒造りの可能性、持続性、多様性を生み出せる! 」と考えたといいます。 そこからは試行錯誤の日々。 麹の作り方や、酒母造りなど震災前とはちがう手法を採用し、厳しい環境でも「今まで以上の高品質の日本酒を造ろう」とベストを尽くし続けました。 |gzb| fck| rna| jvj| kyo| tts| jfx| yhp| dct| bhl| zsn| vqi| ims| ehb| ksp| jzw| jno| aui| tut| axk| gla| qam| dgq| rnr| hff| iwo| zzo| cwc| ypz| ibc| pbs| oxf| ihj| znm| yas| xdo| kxu| mjx| wpp| rmv| coz| ryk| izv| srv| emc| wuh| app| tss| bdz| afj|