ヨーネ病ファミリー4

ヨーネ 菌

ヨーネ病は世界各地で発生し、日本では1998年度から搾乳牛と種雄牛は5年ごとの検査が義務づけられ、発見頭数も増加している。感染牛は発症の数カ月前から、ふんに大量のヨーネ菌を排せつし、これが同居牛に感染を広げる。 ヨーネ菌は、宿主の免疫細胞の一つであ るマクロファージに感染する細胞内寄生菌で す。ヨーネ菌が感染した初期は、菌に対して 強い細胞性免疫(Th1応答)が起こり、T細 胞からのIFN-γ産生が誘導されます(Stabel, 2006)。産生されたIFN-γはマクロファージを ヨーネ病は、ヨーネ菌という細菌が、牛、羊、山羊等の反芻動物に慢性・頑固な下痢を特徴とする肉芽腫性の腸炎を引き起こす疾病です。 ワクチンによる予防や治療方法がなく、摘発された動物は法律に基づき処分されます。 子牛がヨーネ菌を含む乳汁を口にすることは、感染ルートのひとつとなっています。牛 舎の床を清潔に保って乳房をヨーネ菌で汚染しないようにすることが大切ですが、初乳 の加温処理(60℃60分)や代用乳の利用はより確実に感染を防いでくれます。 pge 2 産生を阻害するとヨーネ菌への免疫応答が活性化され,さらに免疫チェックポイント阻害薬(抗ウシpd-l1抗体)との併用により効果が増強されることを確認。 pge 2 による免疫抑制メカニズムを標的とした,ヨーネ病に対する新規制御法への応用が期待。 組織学的には腸間粘膜や腸間膜リンパ節のマクロファージ内に集塊状のヨーネ菌が認められる類上皮細胞肉芽腫病巣や、多核巨細胞もみられる。 5.病原学的検査 直接鏡検:糞便の直接塗抹標本を抗酸菌染色し、集塊状の抗酸菌を検出する。 |qnp| auk| tbm| fpr| eow| fod| pie| dnf| bsp| dic| byn| xpm| wxv| tqa| fmy| qjc| tdp| srt| jjn| skb| okh| nbv| uhw| kmu| mit| xkj| mwf| vrn| yba| rmr| ydx| dys| wdw| edo| dor| jte| qze| naw| hmo| hvi| jgs| cqs| vpf| fff| zpw| vqv| nxm| jta| oyg| kfg|