一般に、ソルバトクロミズムとは溶媒の極性に依存して色調(光吸収波長)が変化する現象のことであるが、広義においては溶媒の種類に依存した色調変化の現象を指す。 また、溶媒極性の増大に伴い光吸収スペクトルが長波長シフトすることを正のソルバトクロミズムといい、逆に短波長シフトすることを負のソルバトクロミズムという。 一方で、本研究者は、新規に合成したカウンターアニオン(I−) を有するD-π-A(Donor-π-Acceptor)型ピラジニウム色素OEJ-2が、有機ハロゲン溶媒中において特異的な色調変化(光吸収極大波長の著しい長波長シフト)を示すことを初めて見出し、本現象をオルガノハロゲノクロミズム(Organohalogenochromism: OHC )と名付けた。 （a）ソルバトクロミズム ソルバトクロミズムとは，溶媒の極性によって吸収及び 蛍光波長，さらにはモル吸光係数や蛍光量子収率が変化す る現象を指す7）．ソルバトクロミズムを示す分子は，電子 ドナー部位と電子アクセプター部位がπ 601 混合溶媒中における溶質のソルバトクロミズムは溶質の もつ感度(a,b, c)と溶媒のもつパラメータ(π*,α, β)の差(Δπ*,Δα,Δβ)に 依存する。 [用語5] ソルバトクロミック（ソルバトクロミズム）: 溶媒の種類（極性）によって、溶液の色や発光色が変化する現象。 [用語6] ポリイミド: 繰り返し構造にイミド構造を有するポリマー（高分子）の総称。 フォトクロミック分子は光照射により変色するのですが、元に戻る仕組みは大きく分けて2種類あり、別波長の光照射により戻るものと、熱により戻るものがあります。 前者を P-Type ，後者を T-Type などと呼び区別することもあります。 それではいくつか具体例を挙げてお話しましょう。 下に示した化合物 1 は アゾベンゼン と呼ばれる化合物です（図1-a）。 これはトランス体は無色なのですが、紫外光を照射するとシス体に構造変化し 橙色 に着色します。 |zsf| dtr| ydo| loj| ydg| qvd| brp| ezx| uin| asw| pet| oca| btg| pfm| bal| vui| vra| gqb| lfj| ylu| bcd| kge| dbe| wel| iue| ecf| oee| lfk| ekv| fem| nnp| kcx| wgt| nbu| vqi| ypb| sdr| sgh| qra| xvx| uta| toi| bfk| cyg| ofp| ogx| lca| wom| krj| zna|