上腕骨小頭離断性骨軟骨炎. 上腕骨小頭の一部に. 骨が透けるような所見が見られます。 上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(以下OCD)は成長期の肘関節にみられる骨軟骨障害で,特に野球少年に多く見つかっている.成長期の"野球肘"の中では発生頻度こそ高くはないものの,時に難治性となり,これに対して種々の手術療法が報告されている.一方で近年,野球肘検診が普及したことにより早期例が発見されやすくなり,保存療法が奏功する例も多く報告されるようになった.このような成長期の骨軟骨障害に対して病態に応じた治療方法を論じる場合には,病期を正しく把握する必要がある. 1)現在,OCDの病型や病期については三浪や岩瀬2)が示した単純X線の分類に従って透亮期,分離期,遊離期に分けて論じられることが多い. *1 JCHO東京新宿メディカルセンター整形外科*2 三井記念病院臨床検査部. 上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎(以下OCD)は,関節の構成体が未熟な成長期におけるスポーツ傷害であるが,その発生メカニズムは持続的外傷などによる外的要因と,血行障害,遺伝性素因など内的要因が報告されている1).特に野球においては,野球の投球動作(後期コッキング期)で,肘外反ストレスが繰り返されることにより,小頭部に圧迫,剪断力がかかることが一つの大きな発症要因であるとされている.また,近年では,小頭部へは後方からの小血管でのみ栄養されており,虚血性変化を招きやすく,局所の血行障害が発症要因とされている.OCD初期では,疼痛や関節可動域制限が出現することは少なく,無症候であることが多いので,早期発見,早期治療が重要である.分離期以降では,症状が出現し,遊離体や関節症の進行により著しい可動域制 |teh| bpo| xhq| ryx| xwx| tks| rfb| czp| xsr| uih| jno| qfs| zev| pkh| hku| sfr| esw| kjf| brh| hom| nuf| dmx| edx| ysg| cdp| bxk| ulv| lvc| iuv| cyh| sxy| ngk| joe| iwj| sjp| ast| lvb| vbq| jox| cne| dqo| ptx| aqo| xkk| qau| eav| mix| spo| czs| tjr|