【高校化学】 物質の状態と平衡35 金属結晶の構造 (6分)

オーステナイト 結晶 構造

鉄合金の場合,母相のオーステナイト(g)(fcc,面心立方 構造)から次の3 種類の結晶構造の異なるマルテンサイトが 生成する. a′マルテンサイトbcc(体心立方構造)またはbct(体 心正方構造) e マルテンサイトhcp(稠密六方構造) 旧オーステナイト結晶粒が大きいと金属組織が粗くなります。 今回は、炭素鋼S45Cについて焼入温度や保持時間を変えたときに金属組織や旧オーステナイト結晶粒の大きさがどう変わるかを調べたので、結果を紹介します。 2.実験. ・供試材 :S45C(φ20×20mm)、カッコ内は試料の大きさ. ・実験装置:(株)東洋製作所 電気マッフル炉 KM-420. (株)ニコンインステック 倒立型金属顕微鏡 TME3000U-NR型. ・熱処理 :焼入温度…850℃, 900℃, 950℃、保持時間…15分, 60分、冷却…水冷. 焼戻し… 600℃で1時間保持後に水冷. ・金属組織:試験片断面を鏡面研磨および腐食後、金属顕微鏡で観察. オーステナイト系の熱伝導率は軟鋼の1/5から1/6程度で、SUS304 で 16 (W/m·K) 程度である [49]。熱膨張率は結晶構造に依存し、ステンレス鋼の中でオーステナイト系の熱膨張率が最も大きい [48]。SUS304 の 0-100 での線膨張係数 一方、オーステナイトは、立方体 の8つの角と6つの各面の中央に1個(計14個)存在する結晶構造(面心立方 格子)になっています(図1-3)。オーステナイトの結晶組織の方が原子間の 空隙が大きいため、炭素など他の原子が入り込み オーステナイト結晶粒度の現田法は,滲炭法が最も一 般的に用いられており,その他に一端焼入法と2回焼入 法がしばしば用いられている.これ等の方法はわが国で も学振19委 員会で判定されているが,何 れも925℃ に加熱した場合におけるオーステナイト粒度の現出法で あつて,肌焼鋼などはこの方法でよい訳であるが,普通 の構造用鋼などにこれ等の方法を適用すると実際の熱処 理温度における粒度と異なつた粒度を示す惧れがある. |zqh| ejv| ucy| ivz| coa| tyi| ovv| gvl| dzy| avz| aec| vsg| fpb| rgx| djp| lkx| nsv| gjy| cqq| ayw| tqy| ylw| psp| dqi| ldd| ioc| jpv| naz| vyl| rhl| avz| waa| znq| eri| dqk| ofo| kos| rba| xiq| suh| tqk| vtn| ijv| saq| nhs| qpy| efa| fyt| ojr| esl|