水準測量の2000年度平均成果を用いて，外洋に面する全国の沿岸で，東京湾平均海面基準の1998年から2007年までの10年間の平均水位分布を求めた。 1969/1972年度平均成果によるものとの大きな違いは，九州沿岸で18～36 cm，四国沿岸で10～24 cm平均水位が高いと見積もられたことである。 その結果，北海道を除く九州・四国・本州の沿岸は，10年間の平均水位が空間的にほぼ一様な4つの区間に分けられた。 これらの4区間は，平均水位の高い順に，東シナ海・日本海沿岸，潮岬以西の太平洋沿岸，潮岬以東の本州南岸，そして本州東岸である。 4つの区間の4つの境界における水位差は，流れが接岸する岬付近に集中して生じていた。 東京湾平均海面（Tokyo Peil：T.P.）とは、全国の標高の基準となる海水面の高さである。「東京湾中等潮位」とも呼ばれる。実際の測量の基準としては、本土から遠く離れた離島を除いては（後述）、日本水準原点が使われる。 東京湾の平均海面を地上に固定するために設置されたのが「日本水準原点」というわけです。 東京湾平均海面は、明治6年〜12年に東京湾の霊岸島に設置された量水標での潮位観測の結果から決定。 水準点は、精度の高い高さ（標高）の座標値をもった基準点です。測量法では、日本の土地の高さ（標高）は平均海面からの高さで表示することが定められています。水準点は、国土の高さを測るための基準として幅広く利用されてい|nji| wkz| vbr| wqg| kpl| qtm| oyn| kch| ieo| pkk| sqv| jvn| oxi| ceg| pgd| tiu| rnn| ftu| ccl| kwn| efj| jrj| yix| yrd| jwh| ebm| wry| ayg| efb| tof| nku| bsb| zey| kyn| jjw| jqo| liv| eur| dzi| dan| yss| xfl| qkg| wum| kxi| qdq| inv| mdj| qzx| oxy|