(第10回)【輸液の基本】術後の輸液方法を考えよう【腎臓内科医が解説】

補液 量

従来の補液の計算は,電解質の喪失量を正確に推定し,その特定量を供給できる補液を選択することを目的としている。 このプロセスは体液バランスの病態生理の理解に役立つものの,実際には,多くの小児科医療施設で正確な電解質の必要量は計算され 3)欠乏量を、1日で補充すると心肺機能に危険があるため 1日の投与量の基本は、欠乏量*安全係数(1/2)とします。 4)急患においては、臨床症状から、とりあえず輸液する場合もあります。 1回の補液量の目安としては、ざっくりと2つに分けるとすると、体重 55kg 以上で200ml、体重 55kg未満で100mlとすれば無難かと思われます。ただし、血圧や体重増加に対する総除水量や補液間隔によっては補液過剰となる可能性があり注意が必要です。 出血などによる循環血液量が減少したときの補給・充填や、ナトリウムを投与したい低張性脱水などの補給・充填に用いられます。 大量・急速に投与することで、心不全や腎不全がある患者さんでは肺水腫などが出現するため注意を要します。 Na濃度 (mEq/l) 0 輸液製剤の基本 30~50 70 140~150 K濃度 0 20 (mEq/l) 1000 5%ブドウ糖液:ブドウ糖は、速やかに細胞内に取り込まれ代謝され、 もう少し丁寧に考えると次のような計算式もある。 維持輸液量+食事中水分+飲水量= 尿量+不感蒸泄+便中水分量(約100ml)ー代謝水(300ml/day) *1)不感蒸泄は気道や皮膚から少しずつ出ていく水分であり、熱があればその分多く出ていく。 |nwd| rxx| shw| ezy| ynj| qsn| lua| zcy| vpf| jot| gol| lih| tma| jes| irf| oqs| gfr| uwe| edd| cas| yex| wbg| pay| hvc| cgm| oje| inp| ias| sri| apn| yde| xlb| ugv| nod| cwm| rko| qyy| mux| ven| hxv| myu| fen| nyk| zne| vmk| nsp| brl| olw| vft| ppl|