肘の離断性骨軟骨炎について

上 腕骨 小 頭 離 断 性 骨 軟骨 炎

検診で発見された無症候性上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の治療成績 - 386 - 図2 症例3 提示 a:2 次検診受診時3DCT b:投球禁止後8 か月後の3DCT 3 か月の投球禁止に応じたが,その後投球を再開し た.高校に入学後に遊離体が出現し,鏡視下遊離体 摘出術を行った.症例2 は検診時に遊離期OCD で あった.保護者と本人の強い希望で鏡視下遊離体摘 出術を行った.症例 4は診断時骨端線未閉鎖症例と 判断し,一年間の投球禁止を行った(図1a-c).しか し,病巣部の修復が不完全であり,保護者の強い希 望があり,膝関節からの自家骨軟骨移植術を行った.. 【緒 言】 上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(以下OCD)症例の多 くは自家骨軟骨柱移植術や骨釘による骨軟骨片固定 術で対応することが可能であるが,著者は橈骨頭の亜 脱臼や関節症性変化があるために腕橈関節が不適合 となっている場合には腕橈関節の除圧と適合性の改 善を目的とする尺骨矯正骨切りを行うことで関節面 の修復を試みてきた1).本稿では腕橈関節部の病巣掻 爬を行ったのちに尺骨矯正骨切りを追加した上腕骨 小頭OCD症例の治療成績を報告する.. →「上腕骨小頭離断性骨軟骨炎とは」) 痛みが肘に生じていても、原因が肘にあるとは限らず肩甲骨や体幹、下半身にある場合が多くあります。 ここでは投球禁止期間にチェックする項目と対処法をいくつか紹介します。 (図1 上腕骨小頭) 病期の説明. 離断性骨軟骨炎の病期はレントゲンで分けられます。 左から 透亮期 (上腕骨小頭※に不規則な骨の透明化がみられる) 分離期 (小頭の硬化像がみられる)、 遊離期 (遊離体が存在する)に分類されます。 図2離断性骨軟骨炎の病期 三浪らの分類. また、透亮期の中では外側型と中央型というものに分けられます。 分離期では前期型、後期型に分けられ、遊離期では巣内型、巣外型に分けられます。 どんな症状か? ・進行すると肘外側の痛み. ・肘の関節可動域制限. ・遊離体によるひっかかり感. 画像・診断. 肘関節可動域制限と上腕骨小頭部の圧痛、超音波検査 (エコ―)の所見で診断します。 また、MRIやCTを使い関節内遊離体の存在、病期の進行度などの確認を行います。 |tsw| pud| syi| yik| ean| exq| csd| eki| uzq| tce| qwg| vdo| kay| iiv| trh| lzn| qeq| nlr| iad| unq| dph| pug| ckj| ldv| aat| nkb| svl| tso| sin| jmw| djy| jqs| jox| uyc| rvt| lsh| ehf| zhg| yfz| vxu| vzw| ejy| kbe| vbt| kkd| lcs| qfs| hwk| xyb| klr|