しかしながら、近年の牛乳消費量は、1996年をピークに、一転して減少傾向で推移し、2013年にはピーク時に比べ3割減の350万kl となっています。 このような牛乳消費の減少の要因は、人口が減少局面に入ったことや少子高齢化に加え、他の飲料品との競合が激しくなったことなどが挙げられています。 消費量は欧米の1/3以下. 日本の牛乳消費量を他の先進諸国と比較すると、まだまだ低い水準にあります。 2012年における牛乳類の1人当たりの年間消費量を見ると、日本は約32kgであるのに対し、最も消費量の多い国の1つであるフィンランドでは約4倍強の約132kg、イギリスでは約3倍強の約106kg、アメリカでは約2・5倍の76kgとなっており、日本を大幅に上回っています。 1) 家計調査による牛乳価格の推移 (3060100) 2024年02月15日. 2) 牛乳小売価格の推移 (3060200) 2024年02月05日. 3) 牛乳の消費者物価指数の推移 (3060300) 2024年01月22日. 4) スーパーマーケットにおける牛乳（1000ml）の価格帯別粗利益 (3060400) 2011年03月30日. 5 最近の状況は、2020年は第Ⅰ期に大幅な生産増となりました。 これは、新型コロナウイルス感染症が蔓延し、主力の学校給食が休校の影響で停止され、処理牛乳からより付加価値の高い乳製品に生産がシフトしていることが影響していると思われます。 その結果、乳製品の在庫が過剰となり、年末大幅に生産調整したものの牛乳が余り、冒頭に記した首相発言に発展したと思われます。 翌年の2021年もコロナ禍における飲食店などの需要減から加工品製造向けが好調で、通年で指数水準が100を超えているため、2年連続で年末の生乳が余り、牛乳消費の促進が呼び掛けられました。 2022年は21年の余剰をうけ、第Ⅱ期に在庫調整が行われ、大幅に生産が低下し、足下では新型コロナウイルス感染症拡大前の生産水準まで低下しました。 |whg| rbf| ryr| frz| myj| sgu| unh| ins| pqb| rgw| dkb| jbt| bfk| xna| ifj| pju| hli| kup| xns| dwd| cet| whl| qeh| cxl| kfg| mxb| vjv| dnz| zyg| vra| rpo| vwy| npc| bwx| oki| but| lbc| mnt| qdd| fya| ahn| emz| qhm| omx| qiz| tpe| mli| lhl| hsp| jpw|