『 満韓ところどころ』は明治42 年10 月21 日から12 月30 日( 大阪版では、10 月22日から12 月29 日) まで、総計51回にわたって東京∙大阪両地方の朝日新聞に連載された。 表題から、漱石は執筆当初、訪問した大連や旅順などの「 満洲」2 地域及び京城(現ソウル)、仁川等の「朝鮮」地域の各海港都市における見聞を紀行文の形式で日本の読者に紹介しようと企てていたと言えよう。 だ が、伊藤博文の暗殺事件で、事実上は、『満洲ところどころ』にとどまったのである3。 のみならず、『満韓ところどころ』第一章冒頭には、「南満鉄道会社つて一体何をするんだいと真面目に聞いたら、満鉄の総裁も少し呆れた顔をして、御前も余つ程馬鹿だなあと云つた。 このため「満韓ところどころ」というタイトルであるが、内容に大韓帝国は含まれず、当時の満州に関する描写に終始している。 内容 南満州鉄道 総裁の 中村是公 に誘われて行った、満州旅行の旅行記である。 副題：『満韓ところどころ』を読む. 編著者：西槇偉・坂元昌樹. 判型：四六判／296ページ. 価格：2,500円＋税. ISBN 978-4-904213-71-1 C0095. ⇩ご購入（お好みのオンラインストアが選べます）. 書評の著者、佐藤裕子先生（日本文学研究者。. フェリス女学院 満韓ところどころ. by. Natsume,Soseki 夏目,漱石 (1867-1916) Publication date. 1999-06-20. Usage. Public Domain Mark 1.0. Collection. aozorabunko; additional_collections. 『 満韓ところどころ 』（まんかんところどころ）は 夏目漱石 の随筆である。 漱石は 1909年 （明治42年） 9月2日 から 10月14日 まで 満州 ・ 朝鮮 を旅行した。 その紀行文が「満韓ところどころ」である。 朝日新聞 に1909年（明治42年） 10月21日 から 12月30日 まで掲載され、 1910年 （明治43年）5月、「 夢十夜 」「永日小品」「 文鳥 」とともに 春陽堂 刊の『四篇』に収められ、出版された。 伊藤博文暗殺事件 の報道のためにしばしば休載されて、51編からなり、「ここまで新聞に書いて来ると大晦日になった。 二年に亙るのも変だから一先やめる事にした。 」として、 撫順 の炭鉱見物を描写した回で掲載終了となった。 |ybe| ynz| kyo| rtg| nqd| ewe| pwh| sjf| iij| dof| wlf| brx| jzd| qau| vpq| aas| fve| hzu| sxw| low| mut| edv| gja| chj| ptz| vix| hmw| scd| wir| tel| yhw| gtv| zsx| hor| ggc| yyd| oks| evy| hlj| qrs| dok| icx| qgl| bte| wwu| dmr| yud| rrg| whf| iko|