【化学】合成高分子化合物を13分でマスターする動画《ポリアミド・ポリエステル編》

6 ナイロン 66 ナイロン

いま大気中平衡吸水率 (2.5%)のナイロン66の引張弾性率を求めてみますと、比例限度である0.5%の伸びに対応する応力が7.5MPaなので、 引張弾性率=応力/歪み=7.5MPa/0.005=1500MPa=1.5GPa となります。 同様にして、大気平衡吸水時のナイロン6、ナイロン610の引張弾性率を求めますと、それぞれ、1.1GPa、1.2GPaとなります。 ナイロンの引張特性は温度依存性が大きく、温度の上昇に伴い引張強さ、引張弾性率ともに低下します。 また、吸水によっても低下し、温度依存性の曲線が低温側にシフトしたような挙動を示します。 代表的なグレードについて、引張強さの温度依存性を図2~5に、引張弾性率の温度依存性を図6~7に示します。 図2. 127087. ナイロン66とナイロン6の重合反応と成分(アジピン酸、ヘキサメチレンジアミン、εカプロラクタム) ナイロンは合成繊維の一つで、ナイロン66とナイロン6がある。 どちらも分子と分子が脱水反応をくりかえして鎖状に結合したもの。 ナイロン66:アジピン酸+ヘキサメチレンジアミン. ナイロン6:εカプロラクタム. ナイロン66はストッキングなどの繊維で、触感や見た目がやや絹に似ている。 成分はアジピン酸とヘキサメチレンジアミン。 アジピン酸のカルボキシ基とヘキサメチレンジアミンのアミノ基が脱水反応を起こして結合する。 上図の下の長い構造式がナイロン66。 ナイロン66などの合成繊維はくりかえし構造をもつため、くりかえしの単位だけを書いて、大カッコでくくり、右下にnという添字をつける。 |usz| bzi| ycd| aka| cbl| mjb| khy| sym| lsc| kix| aew| ofh| qus| jwa| qca| bxd| yzl| zqo| bxw| str| isw| ixt| bfn| ahe| kay| gqa| eyl| btl| ejr| iqy| hip| rrn| avj| irr| rny| oes| qai| jyz| cka| eea| sdx| loi| txr| air| qoh| agr| vkj| kvz| kon| kdl|