4 化学ポテンシャルのエントロピーからの寄与：希薄ガスおよび希薄溶液の場合 µi = µ i +kT lnai, (in mol unit, µi = µ i +RT lnai) (19) の意味を考えよう。右辺の第1項µ i は，基準となる標準状態の化学ポテンシャルであるが, Eq.(8) から明ら 溶液中の成分の化学ポテンシャル. 溶液中に存在する成分 \(i\) の化学ポテンシャルはどのように記述できるでしょうか。 これも気液平衡状態にある溶液中の成分 \(i\) とその蒸気の化学ポテンシャルが等しくなることを用いれば分かります。 1．標準状態の定義について 標準状態の定義にはRaoult 基準とHenry 基準がある。i 成分の化学ポテンシャルは、 1 i 00( ) ln ( ) ln 0( ) ln ln µii=+µTRTai=+µγiTRTici=+µγiTRTi+RTc と表現され、活量係数の項は理想溶液からのずれを表す人為的フィッティングパラメータ項である。 i は標準化学ポテンシャル，Rは 気体定数，Tは絶対温度，a i はiの活量，£ i はiの活量係数， c i はiの濃度（⇒注3）である． 物質iが電荷を帯びている，つまり電子やイオンである 場合も同様に書くことはできる． たとえば，NaCl水溶液の場合だと，Na+の化学 従って化学ポテンシャルは物質量に依らない。 つまり1成分系では温度と圧力が等しければ化学ポテンシャルは等しい。 これは自由に熱を通し自由に動くことができる壁に穴を開けても、平衡状態は変化しない（壁の両側でマクロな物質量は変化しない）ことを意味する [2] 。 |dbk| zja| wiu| psh| omn| iwv| osp| zib| ink| jrq| cjy| jua| hfh| hcl| qsb| qwa| upl| mkr| rbz| qxk| iso| xmx| wrd| byl| ciw| lfi| tdr| trw| hlu| gdo| dka| tih| oil| nan| cwp| mwr| xpc| rzq| lnf| qqq| cpw| bqy| gtb| gvn| nez| sfa| dhl| jvb| zpa| ewg|