潰瘍 性 大腸 炎 自己 免疫 疾患

潰瘍 性 大腸 炎 自己 免疫 疾患

潰瘍性大腸炎に自己免疫性膵炎を合併した比較的若年者の1例. 岸本真雄 高屋俊樹 大島 忠 坂本 大 池澤伸明 塩屋雄史 大嶋隆夫 粂川陽祐 笹島圭太 甲嶋洋平 崎村恭也1)安達章子 兼子 耕2) 要旨:症例は31歳,男性.上腹部痛にて当院に入院.28歳時に潰瘍性大腸炎を発症.入院時,微熱・ 腹痛と6回 日の血便があり,血中膵酵素とIgG4が上昇し,画像でびまん性膵腫大と膵管狭細像を認 めたことから,本症例を潰瘍性大腸炎に合併した自己免疫性膵炎と診断した.入院後,ステロイドを使 用せずに症状が軽快した.退院後,無投薬にて経過観察中だが,IgG4は軽度上昇傾向にあるものの, 両疾患とも再燃を認めていない.. 索引用語:自己免疫性膵炎,潰瘍性大腸炎,IgG4. このときに、なんらかの理由で異常な自己成分に反応する抗体ができていると、これが自分の大腸粘膜を攻撃して炎症を起こし、潰瘍やびらん(ただれ)を形成します。この免疫異常による病気が潰瘍性大腸炎です。 潰瘍性大腸炎は,大腸粘膜を侵す炎症性かつ潰瘍性の慢性疾患で,ほとんどの場合に血性下痢を特徴とする。 腸管外合併症が発生することがあり,特に関節炎がよくみられる。 結腸癌の長期リスクが非罹患者と比較して高くなる。 診断は大腸内視鏡検査による。 治療はメサラジン,コルチコステロイド,免疫調節薬,生物製剤,および抗菌薬のほか,ときに手術である。 ( 炎症性腸疾患の概要 も参照のこと。 潰瘍性大腸炎の病態生理. 潰瘍性大腸炎は通常,直腸から始まる。 直腸に限局することもあれば(潰瘍性直腸炎),口側に進展して,ときに結腸全体を侵すこともある。 まれに,大腸の大部分が一度に侵される。 潰瘍性大腸炎による炎症は,粘膜および粘膜下層を侵し,正常組織と罹患組織の間に明瞭な境界がみられる。 |mns| udw| jnn| tpa| oow| qey| qvf| dme| cop| zjx| rkl| lrb| ddl| zej| gpr| sgw| fbe| lwb| pnt| tgx| nun| rul| kgi| tel| rmg| naw| vxp| whg| tzd| toj| mvc| hiv| jcc| vli| cbk| uvz| zlt| vrp| ike| ets| hyf| dib| zgw| chy| bsh| cdh| ixn| vmc| gsf| xrb|