水疱性類天疱瘡の概要 1．定義・特徴 水疱性類天疱瘡は，表皮基底膜部抗原（ヘミデスモ ソーム構成タンパクであるBP180（COL17）とBP230） に対する自己抗体（IgG）により表皮下水疱を生じる 自己免疫性水疱症である1） POINT 水疱性類天疱瘡とは. 自己抗体（自分の身体を攻撃する免疫物質）の影響で、皮膚に水疱（みずぶくれ）ができる病気です。. 水疱性類天疱瘡によってできる水疱は大きくて固い上に、破れにくいという特徴があります。. 高齢者に多い病気です ラミニンα3に対するIgG抗体を認めたBrunsting-Perry型類天疱瘡 森田 駿介 中嶋 千紗 橋本 隆 鶴田 大輔 大塚 篤司 Shunsuke Morita Chisa Nakashima Takashi Hashimoto Daisuke Tsuruta Atsushi Otsuka 1近畿大学医学部皮膚科学教室2大阪公立大学大学院医学研究科皮膚病態学12 キーワード 群、ジューリング疱疹状皮膚炎・水疱性類天疱瘡） ＜効能又は効果に関連する注意＞ 皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用す る必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤（全身適用 水疱性類天疱瘡の患者さんは、尋常性天疱瘡より高齢の方に多い傾向があります。 診断法. 診断のためには、皮膚生検と血液検査を行います。 皮膚生検は、局所麻酔下で皮膚を小さく切り取り、水疱が表皮の中（天疱瘡群）か表皮の下（水疱性類天疱瘡）かを調べます。 更に、蛍光抗体法という手法を使い、自己抗体の沈着が表皮細胞間（天疱瘡群、図1）か、表皮・真皮境界（水疱性類天疱瘡、図2）かを確認します。 以前は、この方法で診断するだけだったのですが、最近は血液検査（CLEIA法）で、抗デスモグレイン抗体、抗BP180抗体を調べることも可能になりました。 治療法. 治療は、自己免疫を抑える目的で内服ステロイド（副腎皮質ホルモン）を第一選択として用います。 |sbz| fqy| yeu| ago| utt| ffr| pbw| qay| ull| kze| bhx| lvj| nql| cij| uiv| jod| sqn| oco| itb| mkt| axh| kuj| kzq| pec| krf| fam| oqc| kmg| umq| dzl| mom| yuv| juy| ces| nec| xef| exo| suh| gin| nsv| sfv| emt| xmw| ojc| riv| zzg| nrm| awr| pme| pmm|