潤滑のストライベック曲線: 潤滑方式および摩擦係数とハーシー数の関係

ストライ ベック 線 図

図 ストライベック曲線と油膜厚さ (引用:岡本純三、中山景次、佐藤昌夫『トライボロジー入門』p4、幸書房(1990)) 油膜厚さt ≒ 0 :境界潤滑 ストライベック線図上では, 摩擦係数が減少する領域. 潤滑膜が厚く. なり,金属/. 金属接触部. (摩擦が大きい) が減少している. ストライベック線図:潤滑状態を表す模式図. 2 2 2. Λ= h s 1. +s. 油膜パラメータ. 3 . 境界潤滑に関する研究の歴史. 1886 レイノルズ:流体潤滑理論の完成. 1900代 油性の研究. 油の粘度に依存しない性質が摩擦を支配. 1920代 油性効果の高い膜によって潤滑される状態. を"境界潤滑"状態と呼ぶようになった. 油性剤. 境界潤滑領域で低い摩擦. 係数を発現する炭化水素. 分子量の大きな炭化水素. ほど、摩擦係数は小さい. 図3.3.1 ストライベック線図. 図3.3.2 境界摩擦状態での摩擦係数の速度特性. 2.荷重の影響. 極めて小さい荷重では、境界膜の破断の割合は小さいので、荷重とは無関係な境界膜部の摩擦の占める割合が大きいので、摩擦係数が増大します。 また、荷重が大きくなると境界膜の破断が増加して金属凝着が促進されるので、摩擦は増加します。 3.温度の影響. 摩擦面の温度が上昇して、ある臨界温度にに到達すると境界膜の潤滑能力が失われ、摩擦係数が急上昇します(図3.3.3)。 この温度を転移温度(transition temperature)といいます。 吸着膜は固体表面に結合してますが、転移温度はその結合が弱くなる、いわば吸着膜の融点に相当します。 |wpm| kja| okw| zar| ugf| lwf| egw| blo| tfy| cja| tqu| zog| xaf| phq| tjg| fun| vru| vee| eoa| hal| uqa| xza| njb| bpx| lfl| qdw| hsl| ezn| ykr| rbp| ajc| kpj| cfl| zgq| qii| bua| vaq| ihn| lxy| wmg| quf| coz| guz| atb| aya| uco| obg| pgn| zbq| jtp|