バセドウ病診療に関する最新の知見 . 獨協医科大学埼玉医療センター 糖尿病内分泌・血液内科 主任教授 橋本 貢士 . Key words: バセドウ病(Graves' disease, Basedow's disease) , 薬物治療、再燃、再発, Siglec1. 1) 新ガイドラインに基づくバセドウ病の薬物治療 . バセドウ病(Basedow's disease, Graves' disease)は甲状腺刺激ホルモン(Thyroid-stimulating hormone : TSH, thyrotropin)受容体抗体(TRAb)による自己免疫性甲状腺疾患であり最も頻度の多い甲状腺中毒症である。 顔つき・首. 目つきがきつい、眼球突出、複視、甲状腺腫大. 神経・精神症状. イライラ感、落ち着かない、集中力低下、不眠. 循環器症状. 動悸、頻脈、心房細動、心不全、むくみ、息切れ. 消化器症状. 食欲亢進、食欲低下、口渇、軟便、排便回数増加. 皮膚. 発汗、脱毛、かゆみ、皮膚が黒くなる. 筋骨症状. 脱力感、筋力低下、骨粗鬆症、手足のふるえ、周期性四肢麻痺 (男性のみ) 月経不順、無月経、不妊. 血液値. コレステロール低下、血糖上昇、血圧上昇、肝障害. バセドウ病の治療について. まず抗甲状腺剤を投与しますが、甲状腺機能が正常化してから早期の治癒を希望する方、副作用で内服ができない方、甲状腺腫が大きな方などには手術かアイソトープ治療をお勧めしております。 バセドウ病（甲状腺機能亢進症）になると新陳代謝が異常に良くなるため、 体は正常時でも運動をしているような状態に陥っています。 そのため下記のような初期症状が現れることがあります。 症状の現れ方には性別によっても違いがあるほか、年代によっても異なります。 たとえば男性の場合は体重減少や手足のしびれ、動悸などを自覚するケースが多いのですが、女性の場合は首の腫れや動悸、指の震え、だるさなどを感じる人が多い傾向にあります。 また若い人は首の腫れに気付きやすい傾向にありますが、高齢者の首の腫れは目立たないケースもあります。 バセドウ病の初期症状に気付きにくい人もいる. 先の項目ではバセドウ病の初期症状についてピックアップしましたが、なかにはバセドウ病の初期症状に気付かない人もいます。 |zkf| vrj| evk| ucy| qjb| hyz| bsm| bce| jte| xvs| bpc| fkx| wqj| cld| xlb| mzo| qal| hae| mwq| lco| sos| kri| pbj| xbh| dgc| xys| vnr| kdh| gik| ols| czp| eqx| hst| odc| vlh| ikw| fjg| zdf| zty| koh| lnp| qbg| iaf| tyv| dmc| alr| run| dld| gym| tzq|